※自律神経は動く神経(交感神経)と休む神経(副交感神経)がありますが、双方のバランスが大切です。
なかなか治らない肩こり・腰痛はありませんか?
実は、なかなか治らない肩こり・腰痛は、自律神経が乱れている場合があります。
なぜならそういった症状は、休む神経(副交感神経)が働いていないことで起こるからです。
休む神経が働かないと、自律神経失調症やうつ病になりやすいからです。
多くの人の肩こりや腰痛は、重くてだるいような痛みがあります。
この痛みは、無酸素性の痛みといって、筋肉に酸素が不足することによって起こります。酸素は血液が運んでいますので、肩こりや腰痛は血液の流れが悪くなっている証拠です。
肩こり腰痛がある人は、肩や腰を手でさすったり、ゲンコツでトントンとたたいてしまうのは、無意識に血行をよくしようとしているのです。
ついやってしまいませんか?
実は休む神経が働かないと血管が細くなり、血液の流れが悪くなります。
温めたら痛みが軽くなることありますよねこれは、温めると血液の流れがよくなり、酸素が届くようになるからです。(他の理由もありますが)
腰痛をもっている人で腰の筋肉を鍛えた方がいいと思うでしょうが軽い運動を除けば、逆効果になります。
休む神経が働いてないということは、動く神経(交感神経)が過剰に働いている可能性があります。
動く神経は体を緊張させるので、腰の筋肉も緊張して硬くなっています。
そんな時に腰の筋肉を鍛えようとしたら余計に筋肉が緊張してしまいます。
鍛えると、もともと過剰に働いている動く神経がますます過剰に働いてしまいます。
この場合はゆっくりと筋肉を伸ばしていく、柔軟体操、ストレッチが有効です。
また温める事、呼吸(深呼吸)なども大切です。
これらの自律神経の乱れに関しての肩こり・腰痛など慢性的な痛みでは単なるマッサージや整体では変化・効果があらわれにくいかと思います。
症状に合う施術が必要ですので当院に一度ご相談ください
うつ病・自律神経失調症の整体院・健療施術院
院長 鈴木直人先生 著
「うつ病・自律神経失調症 治る人治らない人」より