手足のしびれ・手足の冷え(自律神経失調症・うつの特有な症状)
自律神経失調症やうつ病は、手足がしびれたりする場合があります。
通常手足のしびれは、神経がどこかに挟まれたりする場合が多いです。
(椎間板ヘルニア・坐骨神経痛など)
しかし自律神経失調症やうつ病の症状でも手足のしびれというものがあります。
これは血液の流れが滞り、神経に酸素が不足してしびれたり、低血糖になり
手足がしびれたりするのです。
椎間板ヘルニアなどの筋肉・関節系のしびれは体の片方だけに出やすいのですが、
自律神経失調症やうつ病のしびれは、両手や両足、または両手・両足すべて
顔全体、背中といったいろいろな所がしびれます。
これは自律神経が全身に関連している為です。低血糖も血液の流れも1か所だけで
起こるわけでなく、全身に起こりますので複数箇所でしびれたりする時があります。
しびれだけでなく、冷たいような感覚、またはけいれんや「力が入らない」といった症状も
出る場合があります。
もし体にしびれている場所があれば温めてみてください。
最近はシャワーで済ます方が多いですが、湯船に入ってゆっくりと体を温める事は
非常に大事です。※当院は、特に一人暮らしの学生さんや社会人の方などにお風呂につかるように
進めています。(夏場でもです) 週に2回・3回でも湯船につかるようにと指導します。
これは、ぎっくり腰・腰痛・寝違いなども防ぐ事ができるからです。
合わせて女性には 全身を温めるデンキ治療器【超短波温熱器】もおススメしています。
体が温まると副交感神経(休む神経)が働いてきます。特に手足が温まると、
副交感神経(休む神経)は、強烈に働くのです。湯船の温度は、40℃がいいでしょう。
温度が高すぎると逆に交感神経(動く神経)が働いてしまうからです。
湯船に浸かるのが大変なら足湯や手湯だけでもいいので、毎日手足を温めることを
おすすめします。また、首や骨盤の真ん中の骨(仙骨)を温めるのも効果的です。
リラッスして体を回復させる副交感神経(休む神経)は、首の上の方と仙骨からでています。
そのあたりを温めることで、副交感神経(休む神経)が働きやすくなるのです。
体を温めると副交感神経(休む神経)が働きますが、逆に冷やすと
交感神経(動く神経)が働いてしまいます。冷えは生命の危機のため、
大きなストレスになります。そのため、薄着は禁物です。
特に女性はオシャレをするとどうしても薄着になってしまいます。
基本的にオシャレは、「元気」でないとできません。元気になったらたらたくさんオシャレを
することにして、自律神経失調症やうつ病の方は、今は少しの間だけ我慢しましょう。!(^^)!
☆手足のしびれ・冷えに
手湯・足湯⇒毎日やりましょう。 首や骨盤の真ん中の骨(仙骨)⇒カイロや温めたタオル
うつ病・自律神経失調症の整体院・健療施術院
院長 鈴木直人先生 著
「うつ病・自律神経失調症 治る人治らない人」より