パニック　自律神経の乱れ

当院は、うつ、自律神経の不調から来院される方が多いです。

実は僕は依然働いていた治療院で、職場の上司や部下が

パニック障害で、長い間　一緒に接していた経験があります。

上司の場合は、２人で院を一緒に現場で施術していて　いつも仲の良い先輩でした。

少し神経質な部分もありますが、なんでも話せる人でした。

その人が親御さんの不幸などもあり　いつからか

繁華街の横断歩道を歩いていると色んな方向から人に見られている

気持ちがソワソワ、不安になるなどという話を僕にされました。

そしてその数日後くらいでしょうか

心臓がドキドキ・バクバクして破裂しそうで動けないと仕事中に言い出しました。

その時は空いているベッドに寝てもらいカーテンで仕切り

その日は１日　ベッドで寝てもらい僕一人で患者さんを治療しました。

病院に行って検査しても異常はなく数日　そのような状態が続きました。

そして近くの心療内科でパニック障害と診断され

定期的に通院されるようになりました。

症状のひどい１か月以上でしょうか

院長は休んでもらい

僕は一人で治療院を任されました。

当時５０人以上を一人で治療していました。

今の治療スタイルと違いますので体力を使います

今では良い経験をさせていただいたと思います。

元気で明るい人でも何かのきっかけで

動けなくなるのだな・・・と感じました。

当時は、まだ自律神経の治療はしておりませんでした。

院長は、相当　辛いようでした。

今は元気になられ

今でも薬をずっと処方されています。

そして大阪で働いていた時の部下も

パニックを持っていました。

体が弱く胃腸も弱く　ひんぱんに　体調が悪くなり　動けない・仕事に行けないと

当日連絡がありました。

部下も神経質なところがあり僕とは、仲良くしていたので、

良く会話して悩みを聞き

理解しながら一緒に働いていました。

辛くて休むのはしょうがないですが、

あとは現場で

当時も先ほどと同じくその時は、院長なので患者さんをほとんど対応しないといけなくて

当時も体力勝負の治療でしたので(笑)・・・・・

一人休むと負担が違うので

大阪から京都の自宅に帰って

玄関で疲れて動けないくらいの忙しさもありました。

僕は、元気だけが取り柄の人間でしたので(笑)

彼も今では元気で自分で治療院をしています。

考え方もマイナス思考が多かったですが、

かなり　たくましくなっていました。

パニックになるのも本人が一番辛いです。

当時も自律神経の治療は、していませんでしたので、

彼らに今のように治療してあげられたらなぁ～と思います。

僕が自律神経から不調の患者さんが楽になる

お手伝いをしたいと思った

きっかけの一つでもあるエピソードでした。